ケトジェニックダイエット、糖質制限ダイエットをすると頭痛に悩まされることがあります。
ケトジェニック開始3日目くらいから起こり長くて2週間程度頭痛が続くケースが多いようです。
頭痛でなくても疲労感、集中できない、ぼーっとする、ふくらはぎが攣(つ)りやすいなどの症状があります。
これらはケトインフルエンザなどと呼ばれます。
長くて2週間程度で軽減されるのでご安心を。
この記事では原因と頭痛が起きたときの対処法について解説していきます。
ケトジェニック頭痛時の対処法
ケトをしていないときは食べ物から得た糖質をエネルギーにして身体は活動をしています。
しかし糖質制限をすることで脂肪をエネルギー源とするようになります。
このエネルギーのスイッチが起こるタイミングでケトインフルエンザをこじらせるのです。
つまり頭痛は辛いものですが一方でケトジェニックが成功しているという証拠でもあります。
数日から2週間程度で症状はなくなっていきますが、それでも頭痛は辛いですよね・・。
水と塩をいっぱい摂る
ケトジェニック初期の頭痛の原因の殆どは水分と塩分の減少が原因。
これはケト開始から5日間で起こることです。
というのも糖質を制限すると肝臓のグリコーゲンというものがどんどんなくなっていきます。
グリコーゲンは水分を多く含んでいるため、ケトをすると水分がまず排出されていきます。
他にも糖質制限によってインスリンの低下で腎臓が溜め込んだ塩分(ナトリウム)や水分が排出されるようになります。
ケトジェニックで頻尿になるのはこのためです。
水分が抜けて体系的にもスッキリするのですが、それによって頭痛などのケトフルの症状を引き起こします。
そのため対処法の1つ目としては塩分、水分を積極的に摂るということ。
それだけで軽減されることが多いです。
塩3gくらいをコップ一杯の水に入れて混ぜて飲むのがオススメです。
ちなみに塩はヒマラヤピンクソルトだとミネラル、電解質をバランス良く摂取できて頭痛の種を早く取り除ける可能性が高まります。
それ以外にも水はまめに飲みましょう。
身体の大きさにもよるところですが水を2リットルから2.5リットルをケトジェニック初期は飲んだほうが良いと話すドクターもいます。
他にもブレットプルーフ(シリコンバレー式最強の食事法を書いたデイブアスプリーが経営)のブログにも63kgの体重の人は2リットルを飲むのが良いと書いてます。
ちなみにコーヒーなども飲んで大丈夫ですが、カフェインは利尿作用があるので飲み過ぎには要注意です。
といいつつ私はコーヒー好きで多いと1日に5杯くらい飲んでしまっています・・
ただ14時以降はデカフェを飲むようにしてるのですが不思議なものでデカフェだと頻尿になりません。
コーヒーのカフェインの利尿作用は侮れません・・。
脂質が足りていない
糖質を極端に制限するケトジェニックでは脂質を多く摂る必要があります。
しかし糖質ばかりを減らして脂質が足りていないと身体は飢えていると感じるようになり気分も落ち込みます。
疲れやすくなったり、常に空腹感を抱えるようになります。
頭痛との直接的な結びつきは薄いかもしれませんが、脂質を多く摂るようにしてください。
特に初期には。
それで脂肪を燃料とすることに順応してきたら脂質の量は減らすなどして様子を見るのがオススメです。
どのような脂質を摂るべきでどんな脂質がダメなのかは以下の記事を参考にして下さい。
ボーンブロススープを作るのもあり
インスリンが低下して腎臓から水分、塩分が排出されてナトリウムが流されるのでナトリウム、電解質の補給がケトフルへの対処法です。
それもあり先程は塩を飲むことをオススメしました。
海外ではボーンブロススープを作って対処する人も多いようです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、骨のスープということです。
グラスフェッドビーフの骨を購入してアップルサイダービネガー、ブーケガルニ、塩、野菜、ギーなどで作るものです。
私も何度か作ってみましたが、かなりオイリーなスープになります。
しかしながら結構な量を作ってキープできることと脂質が多いからか食事の満足度、満腹感は増したように感じます。
電解質の補給としてボーンブロスもおすすめですのでお時間があるときはテストしてみてください。
まとめ ケトジェニック初期の頭痛は塩水から
ということで初期のケトフル(頭痛)は塩分、水分が排出されたことによるものということが分かりました。
それらはケトジェニックを始めて5日間までに症状が起きます。
そして長くとも2週間以内には症状は消え去ります。
頭痛の対処法としては3g程度の塩(理想はヒマラヤピンクソルト)をコップ一杯の水に入れて飲むことです。
30分以内に気分が良くなる可能性があります。
これを1日に2回はテストしてみてください。
頭痛以外で疲労感、イライラなどがある場合は質の高い脂質をもっと摂りましょう。
MCTオイル、アボカド、バター、ギーなどがオススメです。
そして電解質の補給として人気を集めているのがボーンブロススープ。
コストがやや高いのですが量を結構作れるので私は一人で1週間は保ちました。
脂質、電解質など効率的に取れるのでオススメです。
以上、参考になりましたら幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ご質問、ご要望、ご指摘はコメントかメールを頂けますと幸いです。
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