トマトはケトジェニックダイエット中でも食べれます。
品種によって糖度が変わりますが100gあたり3g程度の糖質なので低糖質な野菜に分類されてます。
リコピンがトマトには豊富です。
リコピンは太陽からの攻撃を守ってキレイな肌を維持してくれたりと美容面でも良い働きをするのですが、調理法によっては活かしきれてない場合が多々あります。
そういった注意点なども解説していきます。
ケトジェニック中はどれくらいトマト食べてOK?
先程ケトジェニック中はトマトを食べてOKだと書きましたが、どれくらいの量までなら摂っても良いと思いますか?
「知らねえよ」ですよね。
ケトジェニックは1日の糖質量を20g程度まで制限するのが理想とされています。
もし、1日3食で朝は食パン1枚で昼はパスタ、夜は白米を含んだ和食。そして晩酌にビール一杯といった食事をしたとしたら糖質は少なくとも100gくらいを摂っていることになります・・。
これに近い食生活をしていて太ってしまうという人は今の食事は糖質が多すぎる可能性が高いです。
運動よりもまずは食事を見直すことが早いです。
ということでトマトは100gあたり3g程度の糖質。
一般的なサイズのトマトは150gちょっとくらいですので1個くらいにおさめておくのが理想だと思います。
ここらへんは他の食事でどれくらい糖質を摂ってるかなどのバランスも考えて増減していきましょう。
トマトを食べるメリット 優れた栄養素
トマトにはベータカロテン、リコピンといったカロテノイドが豊富です。
カロテノイドは肌の色を良くしたり太陽などの攻撃から肌を守る役割があります。
ちなみにカロテノイドによって変わる肌の色は魅力的になると大真面目に研究をして発表したセントアンドリュース大学のデビッドペレット教授がいます。
https://research-repository.st-andrews.ac.uk/handle/10023/19636?show=full
それらカロテノイドの他にも葉酸やリン、カリウムなどの栄養素も含まれています。
トマトは加熱して栄養をこじあけろ
ただリコピンはトマトの細胞によって守られています。
そのため生で食べてもリコピンの吸収率は低いとされています。
そこで加熱して細胞を壊すとリコピンは外に出てきます。
加熱したトマトから得られるリコピンは生の3倍だそうです。
缶詰などではすでに加熱調理されてますので、缶詰でも問題ありません。
トマトはナス科でヒスタミンが多い
トマトはナス科です。
ナス科に共通しているのがヒスタミンが多いということです。
ヒスタミンはアレルギーを誘発するものです。
人によってその影響は違いますが、蓄積されていくものになります。
ヒスタミンの多い食事をしていると徐々に体内に蓄積されていき、今まではなんともなかったのにある日を境に突然ヒスタミンが含まれる食品を食べるとアレルギー反応が起きるということです。
- 鼻詰まり
- 胸やけ
- 蕁麻疹(じんましん)
- 疲労
- 片頭痛
- かゆみ(特に皮膚、目、鼻、耳)
ヒスタミンの多い食品を摂取して上のような症状がみられたらヒスタミン不耐症の可能性が・・
ただこのあたりを気にしていると本当になにも食べれなくなりますし、得られる栄養素も魅力的。
少し気にかける程度で良いとは思います。
以下はヒスタミンの多い食品です。
プチ(ミニ)トマトの方が栄養豊富だが糖質多し
一般的なサイズよりも小ぶりのミニトマト。
実はミニトマトの方がリコピンなどの栄養素が豊富です。
普通のトマトの3倍以上もあると言われています。
ミニトマトは完熟してから収穫することからそのような栄養の差があるようです。
ただ糖質が100gあたり7g程度まで上がってしまいます。
ミニトマトは一個あたり15gちょいなので一個に1g強の糖質があることになります。
サラダに彩りとして1個2個使う分には問題はありませんが、ミニトマトで煮込み系をやると糖質が多すぎることになってしまうことに・・
ケトジェニック中は特に食べすぎに注意しましょう。
トマトはOKでもケチャップはNG
ケチャップの成分表を見てもらうと分かるのですが『砂糖』が入ってます。
100gあたりの炭水化物は約28gで大半が糖質と言えるでしょう。
大さじ1(15g)でも4g近い糖質があることになります。
これはケト中はオムレツにケチャップでお絵かきをすることができないということを意味します。
自家製のケチャップを作る手もありますし、低糖質のケチャップも最近は出てきてますのでそれらをチョイスしましょう。
amazonで『糖質オフ ケチャップ』などと検索するとすぐに見つけることができます。
まとめ ケトジェニック中のトマト
ということでトマトは1個程度でおさめるのがオススメで加熱調理すると栄養も効率的に摂れます。
缶詰も加熱調理されたものが大半なので缶詰もOKです。
ミニトマトは糖質が高めなので要注意ですが栄養は普通のトマトよりも何倍もあります。
1個、2個くらいにおさめておきましょう。
ケチャップは基本はNGですが砂糖を入れてない糖質オフのケチャップか自家製であれば気にせず使えます。
以上がケトジェニック中のトマトとの向き合い方でした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
質問、要望、ご指摘がありましたらコメント、メールを頂けますと幸いです。
コメント