ケトジェニックダイエットは1日の糖質量を20g程度まで制限することでより早い減量を体感できます。
外食、テイクアウトでは糖質が高くなりがちで自炊メインになるのではないかと予想されます。
調味料にも密かに糖質は紛れ込んでいます。
日本人が必ずといっていいほど使う醤油はどうなんでしょうか?
今日はケトジェニック中に醤油はOKかを分析していきます。
うすくち醤油はケトジェニック中でも使ってOK
うすくち醤油は100gあたり糖質は5g程度しかありません。
(メーカーによって多少の差異があります。)
大さじ一杯(15ml)に換算すると0.75g程度です。
こいくち醤油は100gあたり約8gの炭水化物になってますので大さじ1で1.2gほどの糖質です。
こちらも使いすぎなければ問題ない範囲です。
たまり醤油はやや糖質高めにつき注意
たまり醤油は100gあたり約16gが糖質になっていて今までの醤油よりも格段に糖質が多いです。
大さじ1で2.4gほどの糖質にただなります。
1日の糖質量を20gに制限する努力をしているときの2.4gはなかなかに侮れません・・。
ケトジェニックダイエット中は避けるか、味付けを薄くして使う量を少なくコントロールしましょう。
醤油を使いすぎてはいけない理由
大豆食品には問題があると指摘されることが増えてきました。
大豆にはレクチン、フィチン酸といった反栄養素が含まれています。
レクチンはあらゆる動植物に存在するのですが、虫などに食べられないように植物が自らに備えた毒です。
これが炎症の原因になったりレプチンという満腹ホルモンにバグを起こして過食になってしまい太る原因に・・など色々なデメリットが指摘されています。
フィチン酸はミネラルの吸収を邪魔する存在です。
大豆は健康食品としてピックアップされているのですが、その実こうした身体へのマイナスもあるという事実が明らかになってます。
レクチンフリーといったレクチンをなしにする食事法も少し前からアメリカでは流行っています。
醤油は大豆が原料となっています。
ただ発酵食品ではレクチン、フィチン酸は破壊されるとされています。
つまり醤油や味噌、納豆などの大豆を発酵させたものはレクチン、フィチン酸などの身体に良くない成分はないということになります。
ただ、その代わりにヒスタミンというアレルギー物質が生成されます。
ヒスタミンについては以前に触れたので気になる方は以下をチェックしてください。
ヒスタミンとは
ヒスタミンは花粉症のようなもので反応する人と反応しない人がいます。
ヒスタミンの含まれた食品を食べると
- 鼻詰まり
- 胸やけ
- 蕁麻疹(じんましん)
- 疲労
- 片頭痛
- かゆみ(特に皮膚、目、鼻、耳)
といった症状を起こす人がいます。
こういった症状を食後に感じる人はヒスタミン不耐症の可能性がありますので控えた方が良いです。
ヒスタミン不耐症は誰にでもなる可能性があります。
摂りすぎると一定のラインを超えて症状が表立って出てきます。
ただ、なんでもそうですが気にしすぎると何も食べれなくなります。
こういったデメリットがあることを承知の上で過剰に食べすぎることがなければ今まで通りに醤油など発酵食品と付き合うのが良いと思います。
まとめ ケトジェニック中は醤油OKだが使いすぎない
ということでケトジェニックダイエット中は醤油は糖質量的に使ってもOKです。
ただ過剰に使うとチリも積もればになりますので、使いすぎには注意しましょう。
たまり醤油は糖質が多めになってますのでケト中は控えましょう。
また大豆の発酵食品にはヒスタミンが含まれています。
ヒスタミンでアレルギー症状を起こす人もいます。
食後に身体の調子がいまいちだなと感じたらヒスタミン不耐症の可能性も否めません。
少なくする努力をしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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