ケトジェニックダイエットは1日の糖質量を厳しく制限します。
20g程度が理想とされています。
オートミールはどうなのか?
結論から言うとケトジェニック中はオートミールは食べれません。
その理由についてこの記事で触れていきます。
オートミールは糖質が多くNG食品
オートミールは100gあたり60g程度の糖質が含まれています。
1食30gとしても20gちかい糖質を1食で摂ってしまうことになります。
もうこの時点でケトジェニックダイエットには向かない食品ということになります。
以上、オートミールは高糖質過ぎてケトジェニックダイエットには不合格という結論で終了でございます。
ただこれで終わってしまっては寂しいのでオートミールはそもそも健康にも良いのか?について深堀りをしていきたいと思います。
健康面にもご興味がある人は是非読み進めてください。
オートミールとは?
オートミールとは麦の一種です。
オーツ麦、、オート麦。エンバクなどと呼ばれたりします。
全粒穀物系が何かと健康やダイエットに良いというイメージがありますが、まずダイエット面で言うと先程も書きましたが、かなり高糖質です。
糖質の摂取量が多すぎると脂肪として変換されてしまいますので糖質量は気をつけたいところです。
白米、パスタ、パンなど日常の食事はただでさえ糖質が多いので「朝食はヘルシーにオートミール♪」と言って食べててもダイエット効果は見込めないということになります。
オートミールは身体に良くない?
オートミールに限らず穀物には『レクチン』『フィチン酸』というものが含まれています。
これらは反栄養素といって身体に良い栄養が吸収されるのを邪魔するものです。
元々は植物自体が虫などから食べられないように身を守るために身に付けた天然の毒であり殺虫剤です。
これを人間が食べるとミネラルなどの必要な栄養を吸収されるのを阻害するなどの悪事を働きます。
またナス科のレクチンは関節痛の原因となっているなど最近になって色々と分かってきました。
ただこれらは調理法によって除去、軽減することができるので後ほど書いていきます。
オートミールにも漏れなくレクチン、フィチン酸は含まれています。
食べて身体が重くなる、気だるくなるなどあったらオートミールは避けるべきだと思います。
オートミールのフィチン酸を分解する方法
フィチン酸を除去、軽減する方法として簡単なものは『水に浸す』ということです。
豆は室温の水に浸して18時間でフィチン酸がかなり分解されるそうです。
オートミールも一晩程度、水に浸すことでフィチン酸が分解されるようです。
その後に水を切ってから食べることでフィチン酸から身を守ることができます・・・
ってこんなことしてまでオートミールを食べたいか?って問題もありますが。。
まとめ: オートミールを食べるメリットを考える必要あり
空気感でなんとなく「身体に良い」「痩せる」などのイメージを湧かせがちです。
それはオートミールに対するイメージもそう。
しかし実のところ糖質は高く、レクチンやフィチン酸といった栄養吸収を阻害するものが含まれている。
マーケティングに踊らされることなく冷静に食べるものを判断しないと自分が望んだ方向とは逆に進んでしまう可能性もあるので気をつけたいところです。
ケトジェニックダイエット中は『オートミールはNG』であり健康的な朝食というわけでもないということが分かりました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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