ケトジェニックダイエットでは1日に摂取できる糖質は20g程度が目安とされています。
そのためケーキ、ドーナッツ、ジュースなどなどの甘いものは排除しなければいけません。
ただね、私もケトをして最初に襲ってくるのは甘いものへの欲望・・でした。
「こんな甘党だったっけ?」と自分でも??になるほどの糖への渇望が襲ってくる日もあります。
それによって何度もケトジェニックを失敗してしまったのは私だけではないはず。
そんなゾンビのように生き血を求めるがごとく『甘いもの』を求めうつろな瞳をしてさまようあなたにケトジェニック中でも食べれる甘いものについて解説をしてきます。
ただ、このサイトでは身体に悪いもの(病気の原因、集中力を奪う、パフォーマンス低下など)は基本的にオススメしたくありません。
なぜならそういったものを私自身がなるべく排除しているからです。
自分が食べないものを人にすすめるってのは変ですよ。
自分が勉強して日常的に摂り入れているもの、娘にも「これ試しな?」と心から躊躇なく言えるものをこちらでも紹介していきたいと思っております。
ケトジェニックダイエット中にOKな甘味料
「甘味料?いやいや、そうじゃなくてスーパーとかコンビニで買える甘いもの教えてよ」と怒られてしまうかもしれません。
しかし、私はうつむきながら公園のベンチに座るあなたの肩にポンと手を置き「残念です」とお伝えしなければいけません。
まず手軽に入手できるものに健康的に痩せれるものはあまりありません。
コンビニを見回していただきたい。
身体にいいものがあるでしょうか?こないだ見回しましたが一つとて身体に良いものはありませんでした。
砂糖、人工甘味料、添加物、ニコチン、アルコールなど中毒を起こすものだらけではないですか。
ダイエットをするならコンビニとの向き合い方を考えなければいけません。
ということで甘いものを食べるなら自ら作る!のが賢明です。
おすすめ甘味料 エリスリトール
名前がなんか悪そうですが、植物の糖アルコールから生成された甘味料です。
カロリーはありません。
エリスリトールを食べても吸収はされるけど消化はされないという糖アルコール独特の反応でカロリーはゼロです。
(消化されないからゼロ)
それによってインスリン、血糖値が上昇することもありません。
インスリンというのはダムを管理する人みたいなものです。
雨が降らず水の変動がなければそこまで慌ただしく仕事をすることもありません。
しかし糖質という名の雨水が多く流れ込んでくるとダムが一杯になってしまうので一部放水をして調整しなければいけません。
この放水が『脂肪蓄積』です。
糖質はエネルギーとして使われる目的のためにあるのですが多すぎる糖質はすぐに使わないので、いずれ使うだろうということで非常用エネルギーとして脂肪に変換して身体にストックするんです。
余計なことしてくれるやんとお怒りでしょうが、これが人間の生存の知恵であり、この仕組みで恐らく人間は生存を勝ち抜いてきたはずです。
ということでインスリンの値を低く保つことがダイエットの秘訣です。
つまり糖質を摂りすぎないということがポイントですね。
エリスリトールはインスリンの値を上げないので肥満に繋がらないということです。
原料がトウモロコシを使われていることが大半ですが、遺伝子組み換えには気をつけたいところ。
そこで『エリスリトール 遺伝子組み換え不使用』と検索して商品を探しましょう。
甘さは控えめではありますが、これを使ってスイーツを作れば砂糖への渇望も溶けていくでしょう・・。
ケトーシスを抜けることはないとされています。
おすすめ甘味料2 羅漢果 (ラカンカ)
アメリカでは数年前から健康に問題のない甘味料として羅漢果が注目されています。
MONK FRUITと呼ばれているそうです。
これは東南アジア原産の植物です。
羅漢果に含まれるモグロシドという化合物が甘さの秘密なようで、その甘さは砂糖の250倍とも300倍とも言われるのだとか・・
いや、イメージできるのはせいぜい10倍くらいまでで200倍とかもう甘さの向こう側を振り切っちゃってると思うんですが大丈夫でしょうか。
大丈夫です、ご安心ください。
口に入れてみたら普通に甘いなという印象でしかありません。
こちらもノンカロリーです。
血糖値、インスリンの上昇はないとされています。
実は健康面にもメリットが報告されているようで含まれているモグロシドには、抗炎症、抗菌、抗がん効果があり血糖値、総コレステロールを減少させます。
糖代謝と脂肪代謝を改善するようで何やら健康とダイエットの強力なサポーターになってくれそうな予感がします。
おすすめ甘味料3 ステビア
南アメリカ原産のステビア レバウディアナという植物が原料になってます。
こちらも砂糖の300倍甘いと言われていますが、人によっては苦味を感じることもあるそうです。
私は苦味は特に感じませんでした。
こちらもインスリン、血糖値に影響を与えないとされています。
ただ一部の研究ではステビアには静菌作用があると指摘があります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6033410/
かんたんに言うと腸内環境が悪くなる可能性があるということです。
なんでもそうですが多く摂りすぎるのはよくありませんので、こちらもあまり多く使わないに越したことはありません。
まとめ ケトジェニック中に甘いものを食べるため
以上3種類の甘味料がケトジェニック中でも摂取できる甘味料でした。
糖質が含まれておらずインスリンの値が上がらないとされていますので肥満には繋がりにくいです。
一方、アセスルファム、スクラロース、サッカリンなどの人工甘味料は腸内細菌のバランスが悪くなったり更に食べたくなり結果的に総カロリーが増えてしまい肥満に繋がっているという指摘があります。
ですから糖質ゼロだからとアスパルテームの入ったスイーツなどを食べてしまっていると気が付かないうちに太ってしまうなんて可能性もあるわけです。
今回は3つの甘味料を覚えていただきました。
それらは健康的にもダイエット的にも害が少ない甘味料でした。
これらを使って自宅でクッキーを(アーモンド粉などを使って)作られてみてはいかがですか?
もしコンビニなどでOKな甘味料を使ったスイーツなどがあっても他の内容品(添加物)もチェックするようにしてください。
神経質になりすぎるのは良くないとは分かっているのですが、このサイトで話していることは大半が神経質なヒステリック気味な内容です。
お約束ということで注意喚起をいれさせていただきました、あしからず・・・。
また、シリコンバレー式最強の食事法を書いたデイブアスプリーは85%以上カカオが含まれたダークチョコレートもオススメしています。
身体に良いポリフェノールが豊富に含まれているそうです。
ただ低品質な物はカビ毒の心配があるためヨーロッパ産のチョコレートを選ぶことを著書で勧めていました。
糖への渇望が襲ってきたときはお試しあれ!
一緒にケトジェニックを頑張っていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ご質問、ご要望がありましたらいつでもメール、コメントをください。
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