ケトジェニックダイエットは
- 低糖質
- 中タンパク
- 高脂質
の食事バランスがルールのダイエット法です。
ただこれから初めてケトジェニックを始める人からすると、
「糖質ってなに?」
「どれくらいまでの糖質量まではいいの?」
といった疑問があるかもしれません。
この記事では糖質とはなにか?糖質量はどれくらいまでOKなのか?について解説をしていきます。
ケトジェニックの糖質量はこれ
ケトジェニックは一日あたり20g程度まで制限するのが理想とされています。
もし、あなたが朝は食パン1枚でランチはパスタ、夜は和食を食べる1日を過ごしたとしたら糖質量はおそらく100gは超えていると思います。
白米、小麦には多くの糖質があります。
それを20gまで抑え込むわけですから、かなり厳格な糖質制限となります。
なかには50gくらいまではOKとするケースもありますが、少なくすれば少なくするほど早く結果が出やすいという側面もありますので20gがやはり一定の目安かと思います。
なぜ糖質を減らすと結果が出るのが早いのか?については後ほど解説をしていきます。
ケトジェニックでよく多用される糖質ってなに?
ケトジェニックに限らず最近は「糖質ゼロ!」「糖質フリー!」とかなにかと糖質糖質さわがれてます。
かなり無知だった私は糖質ってなんなん?と思っていたので、念の為に糖質とはどんなものかについても書いておきますね。
糖質って要は『砂糖』です。
白砂糖は糖質ほぼ100%です。
甘くないジャガイモにも糖質は多く含まれています。
果物、野菜に多く含まれてます。
白米は茶碗一杯(100g)で約35gの糖質がありパスタは100gで約31gの糖質が含まれてます。
ジャガイモも100gで16g程度の糖質があり純粋な砂糖だけでなく本当に様々な植物に糖質はあるんです。
糖質自体は本来は悪者じゃありません。
食べるとエネルギーとして変換されて私達の活動の原動力になります。
しかし現代の食事は高糖質な傾向にあります。
エネルギーとしてすぐに使われない糖質は一部脂肪として変換されて蓄積されます。
それがお腹周り、顎下、二の腕のタプタプになるわけです。
つまり『多すぎる糖質=タプタプ脂肪』ということになるんです。
甘いものは糖質が大抵の場合含まれていますがビールや小麦などさほど甘くなくても高糖質な食品が多々ありますのでご注意を!!
糖質を制限するとどうなるのか?
では糖質を20g程度まで制限するとどうなるのか?
糖質はストックされている分もありますが20g程度の糖質制限をしているとストック分もどんどんなくなっていき一週間とかからず体内の糖質(グルコース、グリコーゲン)は空っぽになります。
そうなるとエネルギーを生み出せなくなるので身体はパニックです・・。
でもご安心を。
人間の身体はプランBを用意していたのです。
プランBは『脂肪燃焼』です。
糖質が枯渇すると今度は脂肪を分解してエネルギーに変換します。
このときにケトン体というエネルギー分子が生み出されます。
それでケトジェニック、ケトダイエットなどと呼ばれているわけです。
脂肪が分解されて減っていくのでダイエットに最適。
そんな身体の不思議な仕組みを用いたダイエット法だったのです。
糖切れの状態が続けば続くほど脂肪を燃やすので糖質を50gとかにするよりも厳格に20gにするほうが糖切れの状態を作り出しやすくなります。
それもあって20gを推奨する専門家、ドクターが多いようです。
まとめ: ケトジェニックは1日20g程度の糖質を目標とする
ということで緩いケトジェニックでは1日の糖質は50g程度までOKとする場合もありますが
このサイトでは1日20gを推奨しています。
それは脂肪燃焼モード(ケトーシス)に早く入るようにするためです。
私もケトジェニックを1ヶ月程度やって日常に戻ったり、またやったりとイチ実践者なので分かるのですが初期は甘いモノが食べたくなったりと糖質への欲求がすごいことになります。
それで何度もケーキ屋に走ってしまったことか・・。
別にそんなに甘党でもなかったんですけど制限をされると人間は興味がなかったものでも急激に欲するようになるようです。
失って大事さに気がつくみたいなやつですかね・・。
で、食べてしまってリセットされてゼロスタートになる。
それでも何度かチャレンジしてると「3日続けられた!」「7日続けられた!!」「2週間突破!!!」みたいになっていきます。
最初はしんどく感じるでしょうか頑張っていきましょう!
コメント